業務内容

大野塗装の塗装について

大野塗装では、素材と目的に応じて塗装用スプレーガンによる溶材塗装または粉体塗装(パウダーコーティング)などから最適な塗装方法を使い分け、ベテランのスタッフが丹念に妥協なく手作業で塗装作業を行っています。また大野塗装では、塗装の品質を左右する「前工程」「後作業工程」の専門スタッフが常駐しており、それぞれの工程で時間をかけて丁寧に作業を行っています。特に「前工程」は塗料の密着性や塗装を美しく仕上げるための下地をつくる重要な工程で、お預かりした製品に付着している汚れや油分などを時間をかけて徹底的に洗浄・脱脂して下地をつくります。そして製品に塗料が付着することで事故や故障の原因となる部分には丁寧にマスキングを行います。塗装を行う前工程には意外にも多くの作業がありますが、万が一にも製品表面に余計な油分が付着してしまうと塗膜を均一に付着させることができず十分な性能を発揮できません。そのため大野塗装では、塗膜を均一に美しく形成するため、また塗装後の製品を安全にお使いいただくためにも、すべての工程がかかすことのできない重要な工程であると位置付けています。こうして手間暇をかけて塗装された製品は、色、光沢などの美観だけではなく、耐汚染性、表面強度、耐候性、耐塩性を始めとした耐久性やさまざまな機能が付加されて、お客さまのモノづくりの一端を担っています。

工業塗装を行う目的

お客さまから塗装のご依頼をいただいた製品表面に塗装を施すことによって製品に色や光沢といった美観を与えるだけではなく、素材の金属をサビやキズなどから塗膜で守り、耐汚染性、表面強度、耐候性、耐塩性の向上を始めとしたさまざまな機能を付加する目的があります。

業務内容

LED照明機器

大野塗装では、防爆照明・トンネル内照明・その他屋外施設などの過酷な環境で使用される照明器具の塗装を承っています。工業塗装の目的は着色だけではなく、素材の金属を錆やキズなどから塗装膜で守る大事な役目があります。照明器具の大半が溶剤塗装で、熟練のベテランスタッフがスプレーガンを用いて手作業で塗装を行っていますが、依頼品の中には塗料を塗る範囲に制限がある場合が多く、手作業による丁寧な作業を行うことにより火花の発生を原因とした事故を防いでいます。

スクリーン関連部品

大野塗装では、大型スクリーンのロール部分などの金属部品塗装を承っております。スクリーンの場合、かなりの長さ(4m~5m、または組み合わせによりさらに長尺なもの)がありますので、各種作業は常に二人で行います。主に溶剤塗装でスプレーガンを用いてスタッフが作業を行います。スクリーンの大きさや、ご依頼数など他社では対応が難しい場合も一度ご相談くださいませ。

防災用スピーカー

防災時に広範囲に音が届く防災用スピーカーのパネル部分や背面ワイヤー取り付け金具に塗装を施します。下塗りには溶剤塗装を行いますが、本塗りは主にパウダーコーティング(粉体塗装)という方法で塗装を行います。まず、目的の素材に帯電させます。静電気を帯びた素材に塗料の粉体を付着させ、それを高温で溶かして美しく均一に密着させます。この手法では、見た目の美しさだけではなく、耐久性と耐食性を兼ね備えたコーティングを実現できます。また、有機溶剤不使用のため人体や自然への影響も少なく安全です。

塗装の流れ

  • 受け入れ

    塗装対象の商品を確認します。
  • 塗装

    溶材塗装や粉体塗装など製品に応じた塗装方法で作業します。
  • 検品

    塗装が完了した製品の検品を行います。
  • 梱包

    塗装が完了した製品の梱包・発送準備を行います。

前工程作業風景

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